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昨年の末、日本では早くから寒波が来て、厳寒多雪の厳しい冬の幕あけとなったようだが、今度は南半球の番。こちらNZでは、6月に入ってから、寒波の連続襲来で、各地で、長期停電、道路閉鎖など、影響が出ている。 その代わり、スキー場は雪がたっぷり。これから、夏休みはNZでスキーホリディを予定している方々には、朗報と言えるだろう。 ああ寒い。 #
by mimisgran
| 2006-06-22 15:48
| 日々徒然
山岳展望写真の秘密兵器?それとも頭痛の種?で、パノラマ合成処理ソフトHuginを紹介し、その使用に伴う手間・時間・苦労について、泣き言を言ったのはつい一昨日のこと。 Huginネタでブログ記事も二つ(ここと中つ国と)書いたし、現況をチェックし、新しいのが出ていたら、バージョン・アップしよう、と、パノラマWIKIをチェックした。これまで見逃していたパノラマソフト/WINDOWS というページに気付き、開けたら、この1行が目に飛び込んで来た。 Autostitch (currently free, fully functional demo) - powerful and fast! あれっと思い、リンクを追ってウェブサイトへ行くと、非常にプロフェッショナルなホームページで、Huginのとは格段の違いだ。説明を読むと、このソフトは、商業用・写真画像処理総合ソフトの、コンポーネントとしても使用されている、強力なものらしい。 どうして前回これに気付かなかったのか、とかなり焦りながら、早速無料デモをダウンロードして使ってみる。パノラマ合成したいもと画像を読み込むだけで、あとは何もする必要がなく、画角・歪み処理、色・露出合わせも全部出来て、継ぎ目のぼかしも完璧な仕上がりのパノラマ写真が、すんなりjpg形式で出力されてくるではないか!! Huginを使って1時間近くかけて作った画像と同じものが、2分足らずで出来てしまった!ショックが大きい。これまで、Hugin使用にあんなに時間と手間をつぎ込んでいたのが、本当に悔やまれる。最初からこのソフトを使っていたら!!! このソフトは、縦横2次元合成も楽にこなせる。ただ、仰・俯角(見上げる・見下ろす)が大きくて、画角も広い場面では、歪みが大きく、Huginを使って手作業で作ったパノラマのほうが勝っているようだ。(負け惜しみ) お試しになりたい方は、上に示したウェブサイトから、Download the FREE demo version now!をクリックしてzipファイルをダウンロードし、解凍してそのまま使用できます。(インストール不要)UIは英語ですが、使用は超簡単。File-Openで合成したいもと画像を読み込めば、自動的に同じディレクトリにpano.jpg として出力してくれます。仕上がりサイズは、Edit-Optionで変更可能。Stich-Startで、上書き再出力されます。 #
by mimisgran
| 2006-06-18 09:32
| 道具立て
昨夜の対アイルランド第二戦は、降りしきる雨の中、悪条件をものともせぬ両チームとも、一歩も飛行としない熱戦を展開した。 スクラムではオールブラックスが、やや勝っていた。先週の試合では、はアイルランドがラインアウトで勝っていたが、今回は互角だったようだ。センター(No13 日本では何?)で若いラウララ、ロックでフラベル、ブラインド・フランカーでカイロが、先発のチャンスを与えられたが、結果は今一だった。 27対17でオールブラックス勝利となった。 #
by mimisgran
| 2006-06-18 08:47
| Life in NZ
中つ国の山と谷で、「山岳展望写真の秘密兵器?それとも頭痛の種?」と題して、パノラマ合成ソフトHuginについて説明したが、ここではHuginを使い始めた経緯、それ以前はパノラマはどうしていたのか述べる。 フィルムカメラを使っていた頃は、横方向への連続写真を撮り、現像・印画したあとで、並べてテープで貼り付けたりしたものだ。「パノラマ・カメラ」と称するもののあったが、結局、超広角画像の上下を切り取ったもので、画質はあまりよくなかった。 デジタルカメラを使うようになってから、連続写真をデジタル合成することができるようになった。私のカメラは、五年物のキャノンIXYで、買った時についてきた画像管理ソフト(ZoomBrowser)に、基本的なパノラマ合成機能もついていた。 しばらくはそれで満足していたのだが、パノラマ合成以外の機能なら、無料で、メモリー使用量がずっと小さく使いやすい画像管理ソフトや、多数の処理機能がある画像処理ソフトがたくさんあるので、メモリー要求が大きく、遅くて使いづらい ZoomBrowser は、ほとんど使わなくなっていた。それでも、パノラマ合成機能だけは必要だったので、そのときだけはこれを使っていたのだが、昨年の終わりごろ、PCの大掃除をかねて、使わないソフトを取り除いたときに、思い切って、ZoomBrowser も取り払ってしまった。 その後、究極の画像処理ソフト、The GIMP を使って、パノラマ合成を試みた時期があった。ただつき合せるだけでなく、個々の画像の露出、色バランス、微妙な傾きを、一つ一つて処理して言ったので、大変手間がかかった。それなりの出来にはなったが、繋ぎ目の処理がうまく行かず、、レンズの歪みからの画像辺部の歪み修正は全く不可能だった。そんなときの神頼み、ならぬGoogle頼みで、見つけ出したのが、オープン・ソースのパノラマ合成処理機能利用ソフト、Huginだった。 合成パノラマ画像作成のためには、視点・角度の設定・調節、レンズ歪みの処理、合成対照点の設置と微調整、露出・色バランスの調整、実際の画像のつなぎ合わせ、繋ぎ目のぼかし処理、など多種多様な機能を果たすプログラムが多数必要だ。幸いにも、これらのプログラムは有志によってすでに開発され、PanoToolsとしてオープン・ソースで公表されている。Huginというのは、これら、複数の処理機能プラグラムをコンポーネントとしてまとめ、パノラマ合成処理ソフトとして使えるようにしたものだ。 「山岳展望写真の秘密兵器?それとも頭痛の種?」でも書いたが、使い方に慣れるのにかなりかかるし、準備作業にも手間ひまがかかり、出来上がりを確かめずに終了してしまうと、また全部やり直し、となるのは必至なので、安易にはお勧めできないことは確かだ。"Not for the faint hearted" という表現がぴったりのソフトだと言える。 #
by mimisgran
| 2006-06-16 14:04
| 道具立て
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